ドルコスト平均法と風呂掃除

僕と投資

今日は朝から鉄道の遅延ニュースが相次いでいた。どうやら急激な値動きが関連しているのでは、なんていう憶測が飛び交っているようだ。真偽については詳しくないが為替や株の大きな値動きで大きな損失を被った人が・・・というのは少なくないのだろう。

そういえば僕は為替や株の取引について一通り勉強し、短期トレードに興味をもって手を出した時期もあったが、どうにも向いていない性分のようで、(ある意味向きすぎているのかもしれないが)1日中値動きを気にしてしまうことになり、他の子とが手に付かなくなってしまったので、短期トレードには今後手を出さないことに決めている。

今年、ようやく積立NISAの口座を開設し少しだけ運用を始めたが自動で引き落としてくれて勝手に運用してくれるくらいが僕にはあっているようだ。当面は投資にリソースを割いている余裕はない。長期的な運用で“ドルコスト平均法”頼みだ。

風呂洗いじゃんけん

さて、今日は大した話ではないのだが、土曜日にも関わらず、僕も嫁も仕事であった。それぞれ出勤時間も帰宅時間も違ったが夜八時には帰宅していて、二人とも週末でお疲れムード。

僕の方が先に帰宅していて、作り置いてくれていた夕食を軽く済ませつつソファで放心しながら一休みしていた。

そこへ帰宅した嫁も夕食を済ませて一息ついたところで、「じゃんけんで負けた方がお風呂入れよ!」と嫁からの提案。

今日は風呂釜を洗い、新湯を張る日だったので、「追い焚きボタン」では済まない。

いや、風呂の準備は実はそんなに苦ではないので、それは良いのだがこうして提案されると少し気持ちがざわつく。

(えっと、このタイミングでお風呂、入りたいよねぇ。でもあと5分、10分起き上がりたくないなぁ)

なんて、ちょっとした気持ちのタイミングのずれって割とストレスですよね。多分、世のお母さん達はこれに一番ストレスを感じているんじゃないだろうか。家事をすることももちろん大変だが、そのタイミングが自分の好きなタイミングではない要素に振り回されるって一番ストレスだと思う。

まあ、そんなことはどうでもいい。別に風呂を用意するのは全然構わないのだ。

と、ここで

「ん?いいよ、用意してくるよ!」

と、自分から進んで用意してこようかなというやる気がふっと湧いて出た。

しかし、すぐに

「いや、ここはせっかく“じゃんけん”を提案して楽しもうとコミュニケーションを求めてきたことに対して、まずは乗るべきだ」

と、じゃんけんの提案を受けた方が面白いかな。とも思った。

さらに、

ここで、じゃんけんに勝っておいて、『やった!僕の勝ち!』としておきつつ、『いや、でも僕がしてくるよ』なんて、かっこいいこと言ってみちゃってもいいかもなぁ。

なんて妄想が働きだした。

同じやるならかっこいい旦那としてこなしたい。そんな欲望にかられ、僕はじゃんけんの提案を受けることにした。

※この葛藤を約2秒の間に行ってます(笑)

試合開始

僕「よし、じゃあ、いくよ!じゃんけん、、、ポン!」

・・・

僕がパーで嫁はチョキ。

・・・

僕「いや、勝負は普通三回だよね(小学生かよ)。じゃんけん、、、、ポン!!」

・・・

僕がグーで嫁はチョキ。

僕「よし!」

嫁「もう一回だよ!じゃんけん、、、ポン!」

・・・

僕がパーで嫁はチョキ。

・・・

結果、2対1で僕の負け。

しぶしぶ立ち上がり、風呂の準備に向かいました。

決して風呂洗いが嫌なわけじゃないんですよ?

負けたことがショックで気持ちが乗らなかったんです。笑

そして、風呂釜をこすりながら思いました。

「あれ、これ一番かっこ悪くね?最初から自分でするって言ってれば普通にかっこいいし、じゃんけんに勝って、それでも僕がやるよってのもなかなか粋だったよね。でも、結局負けた挙げ句、無理矢理三回勝負に持ち込んでおいて尚、負けて、そんで、当然の役回りで風呂を掃除する自分。」

「だいたい、よく考えたら嫁、チョキしか出してねーじゃねーか。なんて単純なんだ。僕が勝手にもがいて振り回されて損(?)しただけで・・・そうか、これが“ドルコスト平均法”か。。。(違)」

僕らのやりとりを小屋の中から冷めた目で見つめる愛猫

なんて独りごちつつ風呂の準備をしました。笑

人生においては割と強運の持ち主らしい僕ですが、ギャンブルとかの類はめちゃめちゃ弱い。

抽選だの賭け事だので得をした覚えは一切ありません。

目先の利益に振り回されてなんやかんやと思考をめぐらせた気になって策を弄した僕よりも、「負けたらさっさと風呂洗お」と腹決めて一応のコミュニケーションでじゃんけんを提案した嫁の完全勝利でした。

風呂の準備なんてほとんど毎日するような仕事。

一回や二回いつもと違うシチュエーションでかっこつけたところで大したことはないのだから無難にこなしておくのが一番だな。と感じた一幕でした。

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